ゴムかけによる治療について
ゴムかけ治療は大変
先日より従来の矯正器具に加えて、ゴムかけが始まりました。
これは私の治療で言えば、顎を正常な位置に動かして行くもので、治療のキモとなる部分です。
ゴムの張力で顎を引っ張って、ズレた顎を正常な位置に持って行くのです。
さて、そんなゴムかけですが、なかなか大変な治療になりそうです。
まず、出来る限り24時間ずっとゴムをかけている必要があるようです。
ご飯の時はゴムを外して、食事が終わったら新しいゴムをつけます。
ゴムは今回もらっただけでも200個ぐらいあるそうなので、毎日6個使っても1ヶ月もちます。
ちなみにこんな感じのゴムです。
ただの丸いゴムですが、これを歯につけた引っかかりの部分に取り付けます。
このお猿さんの尻尾の部分に引っ掛けて、クイッと付けて行きます。
慣れるまでちょっとコツが要りそうですね。
ちなみに、このお猿さんは子供用のものだそうで、先生がサービスで付けてくれました。
毎食ごとに着けなければ行けないので、簡単に着けられる器具はうれしいですね。
ゴムかけによって滑舌がさらに悪く
さて、ゴムかけによって取り付けやメンテナンスがさらに面倒になった私の口内環境ですが、
私が感じた一番の弊害は何と言っても喋りにくさです。
私の場合、ゴムがちょうど舌の両脇を通るようになっているので、
喋るときに舌の動きが制限されるんです。舌がうまく使えないので、発音自体が困難です。
元々しゃくれで滑舌が悪いのに加え、ブラケットのせいでさらに滑舌が悪くなり、ゴムかけでもっと悪くなり、
もはや私の滑舌は日本人のそれでは無くなっていそうです。。。
はやくゴムにも慣れて、うまく発声できるようにならなくては。
ゴムかけは顎が疲れる
ゴムかけでのもう一つの弊害。それは顎の痛みです。
細いゴム2本だけの張力とはいえ、長時間かけて顎自体の位置を変えてしまおうと言うものです。
それ相応の負荷は顎にかかって来るのは当然です。
歯の矯正器具のように、歯が動く際の痛みというのは無いのですが、
ゴムかけの場合は顎の付け根の部分に圧力がかかっているのを感じます。
丁度、固い物をずっと噛んでいて、顎が疲れてくるような感覚です。
激痛という類いのものではないですが、慢性的に顎が疲れているような状態です。
食事の際にはゴムを外すので、普段はそこまで感じませんが、
会話などで口を開けると、やはりゴムに引っ張られて顎の付け根に負荷を感じます。
まだゴムかけを開始して間もないので、今後どうなって行くかは追ってレポートします。
初めてのワイヤーの痛みのように、慣れて気にならないぐらいになってくれればいいですね。
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