上側の矯正装置を装着
矯正装置の装着をし、矯正を開始!
前回の抜歯後、1週間ぐらいしてから
次の治療はいよいよブラケットをはめての矯正治療開始です。
前回治療後、特に間を空けなくてもスグに次の治療に移れるという事だったので、
抜歯の傷がある程度良くなったころに予約を入れました。
せっかく治療を開始したので、少しでも早いほうがいいですからね。
今日は痛いことも無いだろうし、病院へ向う足取りも軽いです。
この日に上下の矯正装置を着けるのかと思っていたのですが、
まずは上側の装置をつけて、また3週間後に下の装置も着けるようです。
矯正装置装着の流れ
まず、矯正装置を歯につける手順ですが、
①歯石を除去する
②歯の表面を磨いていく
③歯の表面に薬品を塗る
④ブラケットを一つ一つ歯に着けていく
⑤ワイヤーをはめる
以上のような流れで行いました。
まず、堀先生に口の中の状態を見てもらうと、
「大きな銀歯が1つあるので、装置をつける部分を削りますね」
と、いきなり虫歯治療時のキュイーンという器具で銀歯をゴリゴリ。
びっくりしましたが、銀歯なので特に痛みはありません。
何でも、銀歯は他の歯とは違って、装置が外れやすいので、
少しでも外れにくくするために削っておいたほうが良いとのこと。
銀歯の処置も、ほんの数秒で終了。
ここで他の先生にバトンタッチして取り付けに入ります。
まずは歯についたゴミを落としていくということで、
歯石落とし用の器具で歯の付け根あたりを軽く削っていきます。
歯石を取るのは2年以上ぶりなので、意外と付いていたようです。
この歯石取りですが、冷たい水の噴射も伴うので、
虫歯や知覚過敏がある人は結構しみて痛いかもしれませんね。
私はシュミテクトのおかげで治療当日までには知覚過敏が治っていたので、事なきを得ました。
キレイに歯石が取れると、次は歯の表面を磨いてく作業です。
実は、歯石取りのところから顔にタオルをかけられていたので、
どのような器具で治療が行われていたのかはわかりませんでした。
感触としては、硬いブラシのようなものでゴリゴリと歯を一本一本磨いていく感じです。
特に痛みはありませんが、歯ブラシより強めに歯を磨いている感じでしょうか。
歯石もとり、歯もキレイになったところで、いよいよ矯正器具の取り付けです。
歯の表面に薬剤を塗り、まずはブラケットと呼ばれる器具を一つ一つ歯にくっつけていきます。
ブラケットとは、歯を動かすための支点となるこの部分の金具の事です。
まずはブラケットを着ける位置に目印を付けていき、
接着剤?で一本一本、丁寧に付けていきます。
目隠しをされているので全く分からないのですが、
多分、接着剤を塗り、ブラケットを着け、光を当てて乾かして、余計な部分を削るという作業を
全ての歯に順番に行っているのでしょう。
これが多分、一番時間がかかる部分だと思います。
全てのブラケットが取り付けられると、一度うがいのために状態を確認させてもらえます。
さすがに院内で写真は撮れませんでしたが、ワイヤーの無い、
ただの金属のブラケットがそれぞれの歯にくっついている状態です。
この状態ではまだ歯を動かすための力がかかっていないので、
唇に何か引っかかる程度です。
ここから、いよいよワイヤーを取り付けていきます。
今回は初めてということなので、一番細いワイヤーから使っていくようです。
ワイヤーをブラケットにゴムで一つづつとめて行きます。
ブラケットに取り付けるごとに歯を引っ張られるような負荷がかかってきます。
全てのブラケットにワイヤーが装着されると、強制器具の取り付けが完了です。
特に痛いというレベルではないですが、歯を押したときのような感覚が上の歯全体に広がっています。
ちなみに、仕上がりはこんな感じです。
※歯並びが悪いというより、ヒゲ面が汚いですね・・・
まずは、上顎、下顎を動かしていく前に歯の凸凹を治していくようです。
前歯のところに着いているバネは初めて見ましたが、
歯と歯の間を広げていくためのバネのようです。
ここに隙間を作って、後ろに隠れている2番目の前歯を入れていくんですね。
後は経過を見ながら矯正を徐々に進めていくだけです。
どのように歯が動いていくのか。
仕上がりはどのようになるのか、今から楽しみです。
ちなみに、この日は治療開始から2時間ぐらいかかりました。
やはり装置の取り付けには時間がかかるようです。
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