残り2本の親知らずを抜歯
最後の抜歯!
前回の抜歯で完全に抜歯にびびってしまっている私。
とりあえず右側の親知らずを全て抜いたので、
左側をすぐに抜くと両方の奥歯が使えなくなり、
食事が出来なくなってしまうということで、
右側の様子が落ち着くまで一旦待機という事になりました。
とにかく、2本目を抜いたばかりは顎の骨が痛くて、
口を開くのすら大変で、まだ処置をしていない左側の歯で食事をするのも困難でした。
こんなんじゃ、いつまでたっても左側は治療出来ない。
そう思っていたんですが、2月は中旬から下旬にかけて
予定が多く入ってしまっていて、抜歯して歯を休ませている時間はなさそうでした。
なので、2本目の抜歯後5日ぐらい経って、ようやく痛みが引いてきたとき、
意を決して、最短で処置ができる日に予約を入れました。
本来、2〜3週間ぐらい置くようなのですが、
先生と相談した結果、翌週以降ならいつでもOKということに。
と言うわけで、最短、最速の日程で予約を入れました。
勢いで予約をしてしまったのですが、やはり怖いものは怖いです。
完全にあの抜歯体験がトラウマになっていました。
クリニックに向う最中も「あぁ〜、やだな〜。」とガクブルしていました。
覚悟の刻
どんなに嫌だなと思っていても、抜歯の時間は訪れます。
施術室に入ると、抜歯等担当のいつもの先生が来ます。
あ、ちなみに抜歯や歯の治療等を行ってくれるのは堀先生ではなく、別の先生です。
この先生もササッと手早く治療を行ってくれるので、非常に優秀な先生なのでしょう。
恐怖心マックスの私は、先生が来るや否や、
「先生、今日はこの前のようにはならないですよね?
あれ、メチャクチャ痛かったんですよ!」とたずねてしまいました。
今日は大丈夫という言葉を期待したのですが、
「骨に深く食い込んでたら抜くの大変だしねぇ」
と一層不安を煽るような事を。
先生!少しぐらい患者の不安を払拭してください!
そんな私を尻目に着々と治療は進んでいきます。
早速下の歯から麻酔、そして上の麻酔。このあたりは慣れたものです。
ここの麻酔は利きがすごく早いので、
麻酔をして軽くうがいをしたらすぐに抜歯です。
まずは前回苦しめられた下から。
棒状の器具で横から親知らずをグリグリ。穴でも開けてるのかな?
そして鉗子のようなもので挟まれ一気に引き抜きへ。
やはり下は固いのかギリギリ左右に振っていますが、20〜30秒ほどでスポンと抜けました。
「おや、今日は痛くないぞ!」
コットンで軽く下の止血をしたら間髪いれずに上の歯へ。
上の親知らずはやはり下よりも楽に抜けるようで、ものの10秒ぐらいで抜けました。
今回は前回と違って驚くほど簡単に、そして痛みも無く治療が終わりました。
多分、前回の歯の根元が顎の骨に引っかかっていたのが悪かったのでしょう。
普通の親知らずならこんなに簡単に抜けるんですね。
噛みあわせが変わった?
今回で親知らず4本全ての抜歯が終わったわけですが、
口の中の感覚はそこまで変わっていないのですが、
噛んだ感じがちょっと変わりました。
今まで親知らず4本は奥歯として普通に噛めていたので、
その歯が抜けたことで噛み合う歯が変わったからでしょう。
矯正を進めていけば今は噛みあっていない歯も、
いずれはきっちり噛みあうようになるのでしょう。
今後どのように変化していくのか非常に楽しみですね。
さて、やっかいな抜歯が終わったので、いよいよ次回は装置の取り付けです。
装置の取り付けはいつでも良い、むしろ早いほうが良いようなので、
抜歯の傷口が治ったら早速お願いしたいと思います。
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