歯の矯正中は虫歯になりやすい

歯列矯正中の歯磨き方法

毎食後、歯をよく磨くべし

矯正器具を付け終わるとメンテナンス等についての説明を受けます。

今までと違った口内環境になり、2年近くも過ごさなければいけないのです。

当然、自宅でのケアは重要になってきます。

 

なかでも、やはり歯磨きはかなり気をつけていかなければいけないでしょう。

矯正器具を着けていると、どうしても食べかす等が詰まりやすいですし、

歯ブラシでも隙間や器具の周りの汚れは落としづらいのです。

 

せっかく痛くて辛い矯正期間を終えてキレイな歯並びを手に入れても、

虫歯で歯がガタガタになってしまっていたら元も子もないですからね。

矯正期間中はしっかりと歯を磨いて、虫歯にならないように気をつけなければいけません。

 

そのためには、毎食後に歯を磨く事はもちろんですが、

歯磨きの方法にもちょっとしたコツが必要です。

 

矯正器具を着けている歯の歯磨き

歯列矯正中の歯のケア方法はいくつかあるようですが、

今回は歯科衛生士さんに教えて頂いたベーシックな方法をご紹介します。

 

まず、矯正器具が着いている歯の表の部分を3分割して磨くのが良いようです。

3分割というのは、矯正器具の上側、強制器具の下側、そして矯正器具の真上と、

3箇所に分けて歯を磨いていくようです。

 

まず、歯の上側から磨いていきます。

歯茎の付け根からしっかり磨き、矯正器具の着いている部分は上から斜めに歯ブラシを当てていき、

しっかりと磨いていきます。

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次に歯の下側を磨いていきます。

上側と同じように、歯をしっかり磨きながら、矯正器具に向けて歯ブラシを斜めにあてて、

器具の隙間の汚れもしっかり落とせるように磨いていきます。

migakikata2

 

最後に、矯正器具の上をなぞるようにして、歯の表面全体をブラッシングしていきます。

これが矯正器具を着けていてもキレイに磨くためのコツです。

 

次に、矯正器具の周辺を掃除するオーソワンという専用ブラシを使い、

仕上げ磨きをしていきます。

オーソワンで仕上げ磨き

 

先端が尖った杭のような形をした歯ブラシです。

これでブラケットに挟まった食べかすや汚れをキレイに落としていきます。

食べかすを掻き出す

 

ブラケットには食事の際に野菜や肉の繊維がからまって、

通常の歯ブラシのブラッシングでは取れない場合があります。

そんな時に、このオーソワンを使って細かい汚れを除去していくんです。

 

ちなみに、今回は1本頂いたのですが、薬局でも売っているそうです。

アマゾンで確認したら、1本420円でした。

 

出来るケアはやったほうがいい

上記のブラッシングで歯のケアはある程度大丈夫だと思います。

が、通常より虫歯になりやすい事に変わりはありません。

 

なので、歯間ブラシやリステリン等の口腔ケアも可能な限りしていったほうがいいでしょう。

 

歯間ブラシも通常のものではワイヤーが邪魔して上手くできないと思いますが、

オーソピックという専用ブラシなら、ワイヤーの上からでも磨く事ができます。

オーソピック

 

これはもしかすると薬局で探すのは難しいかもしれませんが、

楽天で10本セットで550円で売っていました。

 

大切な歯を守るために、できる限りのことはやっておく!

この姿勢が重要だと思います。

 

 

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