なぜ虫歯になるのか?虫歯の原因について調べてみた
虫歯とは?
私は昔から虫歯が多く、小さい頃はよく歯医者に行っていました。
なので、多くの歯に治療の痕跡があります。
最近では歯医者さんで削るのが嫌なので、
念入りに磨いているおかげか、数年間虫歯というものにはなっていないようです。
しかし、よくよく考えてみると、虫歯ってよく分からない事が多いです。
何が原因で、どのように虫歯になるのか?そもそも虫歯とは何なのか?
考え出したら非常に気になったので、調べてみました。
歯列矯正をきっかけとして、歯に対する興味が色々わいてきたので、
これはこれで良いことです。
そもそも虫歯とは、歯が口内の最近によって作り出された酸によって溶かされた状態を言うようです。
歯が解かされていき歯に穴が開き、神経にまで達すると痛みが発生し、一般的な虫歯と呼ばれるような症状になります。
この虫歯にも進行具合によって症状や対処方法が変わってきます。
まずは歯の表面のエナメル質が解かされ始めた情態をC0と言い、
ほとんど痛みの無い状態で、歯をよく磨き、再石灰化を待てば元に戻る状態です。
そして、エナメル質が解けて小さく穴が開いてくるような情態をC1と言い、
この状態でもまだ痛みはほとんど感じないようですが、治療では多少削る必要が出て来るようです。
そして、C2と呼ばれる虫歯が歯の内側の象牙質の部分まで来る状態になると、
歯が本格的に痛み出してきます。このあたりがほとんどの人が虫歯だと自覚するレベルですね。
ここまでくると、虫歯が進行してきた部分を全て削りだして詰め物をする治療が必要になります。
さらに虫歯の進行が進み、よく歯の神経と呼ばれる歯髄と呼ばれる部分まで達するとC3と呼ばれ、
歯髄を取り出す治療を行う必要が出てきます。
芸人のハリセンボンのはるかが言っている、「歯の神経が死んでいる」情態になるわけですね。
通常はC3の段階で痛みに耐えかねて治療をしてしまうのですが、
C3の情態で放置しておくと、そのうち歯髄が全て死んでしまい、痛みを感じなくなる事があります。
その情態でどんどん歯が溶けていくと、歯のほとんどの部分が無くなってしまいます。
この状態をC4と言い、被せ物などでの治療がほとんど不可能になり、ブリッジやインプラントなどで治療することになります。
早い段階なら虫歯は治る
上記のように、虫歯は歯の表面についた歯垢を口内細菌が酸に変えて徐々に溶かしていき進行していきます。
そしてC0のような軽度の虫歯であれば削らなくても再石灰化で治ってしまうようです。
歯が溶かされていき、ある程度のレベルまでいくと、再石灰化では元に戻る事ができず、
要治療の歯となってしまうんですね。
なので、早い段階で虫歯を発見できるように
定期的に歯科検診に行く事が重要になってくるんですね。
今の私の場合、3週間に1回は矯正器具の調整で歯医者に行く必要があるため、
虫歯も早期発見が出来るので、虫歯になりやすい矯正期間中でもちょっとは安心です。
しかし、たかだか3週間といえど、磨き残しが多ければ一気にC2ぐらいまで虫歯が進行してしまう場合もあるでしょうから、
しっかりと歯を磨いて虫歯にならないように心がけたいと思います。
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