矯正2日目、悪魔の親知らず抜歯

親知らずの抜歯は痛い

横向きの親知らずはかなり厄介

1日目の抜歯を楽々終え、かなり余裕を見せていた私。

早く抜歯の日が来ないかなぁと思いながら過ごしていると、

ガリッと固いものを噛んだような間食が口の中で。

 

スグに吐き出してみると白い欠片が。何だコレ?

しかし、その正体はすぐに分かりました。

 

歯の詰め物です。

10年以上前に治療した前歯の詰め物がポロッと取れてしまったんです。

神経を抜いている歯なので、特に痛みも無く問題無いとは思ったのですが、

歯並びの悪い部分の歯のため、矯正治療に支障が出るのではないかと大塚駅前クリニックに相談。

 

状態によりますが、詰め物か仮歯で処置出来るとの事なので、

次回の治療日を最短の日に変更してもらい、

詰め物の取れた歯の処置と右下の親知らずの抜歯を同日に行う事に。

 

親知らずの抜歯を侮っていた

処置当日、まずは詰め物が取れてしまった歯の処置から。

治療内容は、仮歯を作らずに、詰め物で対応しておき、

矯正が完了したら被せものを作りましょうとのこと。

そうして頂けた方が私的にも助かるので、応急処置で対応してもらうことに。

 

そして、前歯の治療が終わると本日のメイン、親知らずの抜歯です。

事前の説明では、親知らずが横向きに生えていて、手前の奥歯に食い込んでいるとのこと。

なので、まず親知らずを2つに割ってから抜かなければいけないとのこと。

 

お医者さんにとっては大変な処置かもしれませんが、

私は麻酔で痛覚も無くなっているので、治療時間が長いだけで大したこと無いだろうと高を括っていました。

しかし、この日の治療はそんな生易しいものではありませんでした。

 

とりあえず歯を砕く事から始めなければいけません。

虫歯の際に歯を削るあのキュイーーンの器具を使って、ガリガリと私の歯を削って行きます。

が、この日は麻酔が効いているので特に痛みも無く順調に進んで行きます。

10分ぐらい口を開いているので、顎が疲れてしまうぐらいでしょうか。

 

そうしていると、いよいよ歯を抜き始めます。

しかし、これがなかなか抜けずに苦戦しているようです。

 

抜こうとしたり、もう一度削ってみたりと、

上を向いて口を開いているだけの私にも苦戦しているのが分かります。

 

そうしているうちに、何やらうすらと歯茎の感覚が戻りつつあるのを感じました。

もしや、麻酔が切れてきている?

 

そうしているとギリギリギリと鈍い音を立てながら私の歯を左右に振って抜こうとするんですが、顎の骨あたりが痛いのです。

 

何だコレ痛い!とおもったのですが、もう少しで抜けそうな感覚もあるので、必死に我慢!

バキバキという変な音と共に私の親知らずは抜けました。

 

抜けた瞬間は「ンゴー!」と言ってしまうぐらい痛かったです。。。

 

それもそのはず、私の親知らずは根元がかぎ爪状になっていて、

顎の骨に引っかかっていたようなのです。

 

それを引き抜いたので、顎の骨が少し欠けてしまったとのこと。つまり軽い骨折ですね。

麻酔もきっとそんな奥までは届いていなかったのでしょう。

 

傷口も大きかったようで、2針ぐらい縫って処置完了です。

 

予想だにしなかった痛みに私は満身創痍で帰路につきました。

処置後も痛みが治まらず、痛み止めを3時間に1粒ぐらい飲み、

痛みに耐えながら花金にも関わらず部屋で一人おとなしく寝ました。

 

翌日、鏡を見ると見事に顎のあたりが腫れていました。

そりゃ、骨が欠けてるんだから当然だよな。

 

正直、もうこれ以上抜歯をするのは嫌でしたが、抜かないと先に進めません。

痛みが引いてきて右側でもモノが噛めるようになったタイミングで、左側の抜歯の予約をしました。

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